心臓リハビリ

週150分の中強度運動

週に合計150分の運動を目指すことは、心不全の再入院リスクを下げ、心肺機能を向上させるために非常に有効な目標値です。

1. 「週150分」の具体的なスケジュール例

150分を達成するための、無理のない分割例です。

  • 週5回行う場合: 1日あたり 30分
  • 週3回行う場合: 1日あたり 50分
  • 小分けにする場合: 1回10分のウォーキングを 1日3回 × 週5日(これでも合計150分になります)

2. 「中強度」の目安(再確認)

心臓への負担を適切に保つための指標です。

  • 体感: 「ややきつい」と感じるが、笑顔で会話が続けられる程度。
  • 心拍数: 主治医から指定された目標心拍数(例:100〜110拍/分など)を超えない範囲。
  • Borg(ボルグ)スケール: 11(楽である)〜13(ややきつい)の間を維持します。

3. 運動を継続するためのヒント

  • 「150分」はあくまで目標: 最初から150分を目指すのではなく、まずは週60分(1日20分×3回)など、現状の体力に合わせて段階的に増やしていくことが推奨されます。
  • 活動の積み重ね: 連続して30分動かなくても、10分間の散歩を3回繰り返せば30分としてカウントして構いません。
  • レジスタンストレーニング(筋トレ): 有酸素運動に加えて、週2回程度の軽い筋トレを組み合わせると、より日常生活が楽になります。

⚠️ 安全のための注意点

運動療法は「薬」と同じです。以下の場合は、150分という数字にこだわらず休息してください。

  • 前日の疲れが残っているとき
  • 睡眠不足や食欲がないとき
  • 動悸、息切れ、胸の違和感があるとき

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