サルコペニアとは、加齢に伴い筋肉の量(骨格筋量)が減少していく状態のことです。
ギリシャ語で「筋肉」を意味する「サルコ(sarco)」と、「喪失・減少」を意味する「ペニア(penia)」を組み合わせた造語で、「加齢性筋肉減弱現象」とも呼ばれます。
単に筋肉量が減るだけでなく、それによって筋力や身体機能(歩行速度など)の低下を伴う場合にサルコペニアと診断されます。
- 主な要因: 加齢が主ですが、活動不足、栄養不良、疾患なども危険因子とされています。
- 影響: 進行すると、転倒しやすくなったり、日常的な動作に支障が出たりして、要介護状態になるリスクが高まります。
診断基準の概要
一般的に、以下の3つの項目のうち、「筋肉量の減少」を必須項目とし、それに加えて**「筋力低下」または「身体機能の低下」のどちらか**が当てはまるとサルコペニアと診断されます。
- 筋肉量の減少(四肢骨格筋量指数など)
- 筋力低下(握力など)
- 身体機能の低下(歩行速度など)
サルコペニアを予防し、健康寿命を延ばすためには、**適切な運動(特にレジスタンス運動)とバランスの取れた栄養摂取(特にたんぱく質)**が重要とされています。


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